和音人

「CSV」AWARD 2021
大賞受賞

第1回 外食SX「CSV」
AWARD 2021
弊社代表 狩野高光が
大賞に選ばれました

―CSV経営で創造する「フードSX」のセカイ―

R40(40歳以下)の外食第5世代と呼ばれる若手飲食店経営者団体「外食SX」により、
2022年3月15日(火)東京・中野セントラルパークサウスにて、外食SXに所属する16社の代表者が
今年度実践したCSV経営について発表をする『第1回 外食SX「CSV」AWARD 2021』が開催されました。
当会にて、弊社代表取締役・狩野高光が大賞をいただきました。
テーマは『CSV経営で創造する「フードSX」のセカイ』

CSV経営で創造する
「フードSX」のセカイ
―取り組んだ産業課題―

  • ①外食産業従事者に対する食育不足・・・
    山形農業事業/自社ブドウ栽培
  • ②客単価の減少と価格競争・・・
    無添加無化調・伝統調味料の使用
  • ③消費者の食リテラシーの低さ・・・
    食育講演会の実施
  • ④フードロス・・・
    廃棄予定ブドウの活用/傷ものイタリア野菜の活用

1. 山形農業事業/自社ブドウ栽培

2015年
 山形県西川町水沢エリアにて自社ブドウ栽培開始
2017年
 無農薬ラズベリー栽培開始
2020年
 湯上がり娘栽培開始

一次産業から三次産業まで関わることで社員教育につなげ、外食産業の食育リテラシーの向上につながりました。

2. 無添加無化調・伝統調味料の使用

  • ①NO SYSTEMATIC ADDITIVES /合成化合物不使用
  • ②NON GMO /非遺伝子組み換え
  • ③NO MSG /化学調味料不使用
  • ④NO REFINED SOLT /精製塩不使用
  • ⑤NO TRANS FATTY ACID /ショートニングオイル不使用
  • ⑥NO REFIND SUGER /精製糖不使用
  • ⑦NOT GIVE UP /「食」を諦めない

和音人の店舗では、7つの約束を掲げることで商品価値の向上につながり、客単価を引き上げることに成功しています。

3. 食育講演会の実施

企業向けの食育講演会として、外食企業、ホテル、ブロックチェーン企業、経営者団体などに年間30回以上の講演活動を行っています。
また、PTA向けの食育講演会として、これまで緑ヶ丘小学校(東京都調布市)、生田中学校(神奈川県川崎市)、東生田小学校(神奈川県川崎市)、生田小学校(神奈川県川崎市)、三田小学校(神奈川県川崎市)など“子どもたちに選べる未来を”というパーパスのもと活動しています。
このような活動が消費者の食リテラシー向上につながっています。 

グループ7店舗で食と
健康の情報を発信

焼鳥月山やGYOZASHACKなどのグループ7店で、
化学調味料や精製塩、精製糖などの不使用を徹底。
日本各地に長年根付いてきた固定種、
在来種の野菜などを商品に用いるとともに、
食と健康、生産者の想いなどの情報を
発信し続ける。
食育に力を注ぎ始めてから、
各店の客単価と売上がアップ。

食育

SDGsの取り組み

4. フードロス問題の解決

2020年
・コロナ禍、道の駅機能停止により山形県西川町山ぶどう廃棄予定全量買取
→クラフトビール「マタギノビール」開発
 マタギノビール粗利:1,000円
 総出数:5,000本(5,000,000円)

・山形県豪雨被害最上川氾濫により傷ものイタリア茄子買取
→全店舗料理フェア+募金施設設置により62,491円寄付
2021年
・月山こくわ買取
→食べるケールとこくわのポン酢作成/ふるさと納税採用決定

今後の展開

2022年
株式会社マルノワ水産設立

水産業の進化を50年早めた技術「津本式究極の血抜き」、独自の熟成方法「マルノワ熟成」、最新の冷凍技術「リキッド凍結」を用いて破棄されていた魚の活用を進める
↓ 職人の技術をサスティナブルなものへ
=仕立て屋(オペレーション屋)としての地位確立

和音人では上記のような水産業の技術革新によるCSV経営施策を行うことで、外食産業の構造改革になり、実現可能なSDGsにつなげています。